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幸せは、誰かと分かち合うことで大きくなる
休日の朝。
昨夜の雨が庭を優しく包み込み、草木たちはいつもより少しだけ生き生きとして見えました。
朝は、庭の草引きから始まります。
雨上がりの土は柔らかく、草も気持ちよいほどすっと抜けていきます。
土の匂いを感じながら庭に目を向けると、以前見つけた小さな紅葉がまた少し大きくなっていました。
ほんのわずかな成長。
けれど毎日見ているからこそ、その変化がとても愛おしく感じます。
急がず、焦らず、自分のペースで大きくなっていく姿に、どこか励まされるような気持ちになりました。
もうすぐ私たちのもとにも新しい家族がやってきます。
小さな紅葉を見ながら、生まれてくる我が子の姿を重ねていました。
気が付けば、そんな時間さえも幸せに感じます。
お昼は妻とお気に入りのハンバーグ屋さんへ。
不思議なことに、この日も二人とも同じメニューを選んでいました。
長く一緒にいると、好きなものや考えることが少しずつ似てくるのでしょうか。
美味しい食事を囲みながら交わす何気ない会話は、特別な話をしているわけではないのに、心は満たされていきます。
その後は伊勢のおかげ横丁へ。
コロッケを片手に歩き、焼きうどんの香りに誘われ、抹茶ソフトを味わいながら笑い合う。
目的地があるわけではなく、その時間そのものを楽しみました。
そして妻のお気に入りのカフェへ。
口に入れた瞬間にふわりと消えていくかき氷。
思わず笑ってしまうほどの美味しさでした。
帰り際に買ったクッキーは、父の日の贈り物として両親へ。
美味しいものに出会うと、大切な人にも届けたくなります。
嬉しいことがあると、誰かにも伝えたくなる。
幸せとは、そうやって分け合うことで少しずつ広がっていくものなのかもしれないです。
そして最後は、いつもの我が家へ。
お気に入りのリビングでソファーに座ってゆっくりと過ごす時間。
たくさん出かけた一日の終わりに、「やっぱり家が落ち着くね」と思える場所があること。
それは当たり前のようで、とても幸せなことだと思います。
家は建物ではなく、心が帰る場所。
そこで家族が笑い、季節を感じ、思い出を重ねていく。
そんな暮らしの尊さを改めて感じた休日でした。
何気ない一日。
振り返ると、たくさんの幸せが散りばめられた一日でした。



