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夢のマイホーム計画
entの向出京平です。
小学生の頃から「いつか結婚して自分の家を建てたい」という夢を抱いていました。ありがたいことに妻も同じ思いを持っていて、結婚をきっかけにその夢は一気に現実味を帯びていきました。
大工であり設計士でもある祖父や叔父の姿に憧れて育った私は、自然と建築の世界に惹かれ、高専では建築デザイン科へ進学。設計の面白さに触れたことが今の仕事につながっています。学生時代、内覧会のお手伝いをしていた頃から「ほっとハウス長谷川建築」の家には特別な魅力を感じていました。自然素材に囲まれ、お洒落でありながら暮らしにしっかり寄り添っている家。「普通じゃないのに、心が落ち着く」。そんな住まいに惹かれ、「私もこんな家を建てたい」と思ったのが入社のきっかけです。妻もまた内覧会に訪れるたびに「こんなお家に住みたい」と話してくれ、私たちの家づくりは自然と同じ方向を向いて進んでいきました。
設計士として多くの住まいに関わるなかで、私が目指すようになったのは「境界線のない家」です。年齢や時代、性別や国境など、あらゆる境界を越えて誰にとっても心地よく、暮らし方の変化にも柔軟に応えられる住まい。私たちが何十年経っても心地よく過ごせて、もし将来この家を誰かに譲ることになっても、その人がまた幸せに暮らせる。そんな“余白”のある家こそ、人に寄り添う住まいだと思っています。
そして大工としても、どうすれば地震に強く、健康的で快適な家をつくれるのかを常に考えてきました。「自分の家だったらこうしたい」という思いをお施主様の家づくりに活かすうちに、その経験は自然と私たちの住まいの理想にもつながっていきました。
設計士としての理想と大工としてのこだわり。その両方を大切にしながら、私たちらしい家のかたちを少しずつ形にしていきました。これからはこの家で、四季を感じながら穏やかに暮らし、友人や家族と集いながら、日常のひとつひとつを楽しんでいきたいと思います。私たちの新しい暮らしは、この住まいから始まっています。